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1日に映画(えば破と築城せよ!)をはしごしてきたり、最近創作行為について考えていたりする事をちょっとかいてみた。ネタバレはないよ。
TFとスタトレはスケジュール的にもうむりかもしれん…いやいきたいけど…むりか…



私がいうこどでもないけど、という前提は当然として。


世の中には「いつ触れてもいい作品」と「時代の現象的な作品」というのが存在すると思う。
もちろん双方を兼ね備えたものも多いのだけど。

で、もう何遍も繰り返し語られてるんだろうなーとおもいつつ。

エヴァという作品は「現象を含めて目撃し、体験し、繰り返し見られていく」作品なんだな、とか。
「わたしはAのスタンスである」という多様な議論、感想や期待や失望を含めたものがリアルタイムで各所で進行していて、あまり興味がない人でもなんとなく無視できない立場にある作品、とでもいうんでしょうかね。
テレビ版の影響で食わず議いが起こるのも確かだけどw、新世紀が抜けた劇場版は、やっぱり劇場で「体験する事」でしか得られないモノがあると思います。

当然、作画演出上の表現においてもそれはあって、たぶんうちのテレビのサイズではあの遠景はまず訳が分からんなーとかw。

序でも相当満足したんですが、破でここまで「うおっ…」という感覚になるとは、本当に思ってなかったです。
本来はテレビ放映時に見たかった映像(個人的には主に戦闘シーンですw)をがっつんがっつん、これでもか!ってほど見せてもらってる感じで。だからといって物語部分が薄い訳ではなくて、戦闘行為そのもので描かれ、現れてくる世界そのものとか。

物語に過不足はないんだなと当たり前なんだけど思う。

70年代のヤマトやガンダムがそうであったように、社会現象云々という次元をこえて個々の人生に善くも悪くも影響を与える作品で、あーやっぱり庵野秀明はキチガイだなと思いました。
「壮大な自主制作映画」という言葉が本当にぴったりですが、規模のでかさが半端ない。クオリティも半端ない。
3作目も非常に楽しみです。
(※非常にどうでもいいですが、私がえば関係を手放しで誉めるのは実は非常に珍しい事だったりしますw。素直にすごすぎたw)


「築城せよ!」ももともとは自主制作がグレードアップしたような映画なんだけど、これは物語云々とか作品論そのものはむしろ「作品作りする人」への問いかけのようにもなっているなぁと思ったのです。さらにいえば「物作りを取り巻く状況」とか。

「悔いを残して死んだ戦国時代の武将が、現代人の体に憑依して城を建てようとする。
それも、段ボールで。期限は3日…!」

コメディーですが、違います。そうじゃないんだよ!w
熱さと切なさが入り交じった、笑って泣ける(…人によりますがw)アツい映画です。

この作品、わたしは結構感動してたんですが、わかんない人にはわからんかもしれない。全体の熱さにほんとにやられてしまったのです。それも、押し付けがましいものではなくて、ただただ作りたいという情熱であったり、愛だったりするのです。
愛知県の某所で住民や学生のみなさんと一緒になって作られてる映画なんですが、もううらやましくてしょうがないよ…愛知にいない自分が憎い…w。
是非多くの人に見てほしいなあ。創作活動に関わる人はこの映画の作り方とかいろんなことで、色々考えるとこあるんじゃないかとも思う。

予告編


公式サイト:築城せよ!
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2007-2010. 刃の下に心 / 大村

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