忍者ブログ
[382]  [381]  [380]  [379]  [378]  [377]  [376]  [375]  [374]  [373]  [372
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

本日タイ/ムスクープハ/ンターを一挙4本放映するというので、そろそろヤバい危険なデッキで録画中です。
風邪の間とか最近読んだりいろいろ考えてたこととか。たいした事ではないですが超よたばなし。

相当に御暇な方はどうぞ。



ほんの話
最近買っている漫画は続き物が中心なんですが、なかなか新しいものが読めないのと、レンタルコミックが近所にあるんだけど微妙なので、「可能な範囲で週1で漫喫にいこう」と決めた風邪の最中。
同時にようやくこの土地に越してきてから図書館をちゃんと利用しようとも思いました。

個人的に超おすすめしたい作品。
クロニクル千古の闇』シリーズ(2009年6月現在5巻まで発刊)


「紀元前4千年の森。巨大なクマの姿をした悪霊に襲われた父との誓いを守り、精霊の山を探す旅に出たトラク。道連れは、生まれて間もない子オオカミのウルフ。案内役とは? 精霊に捧げるナヌアクとは? いよいよ冒険が始まる!」

紀元前の森を舞台にした物語です。ファンタジーかつ少年の成長物語で、ハリウッドかどこかで映画化の話も進んでいるそうですが(あんまりやってほしくないんですがw)。
数年前からひさびさにハマっている児童文学です(別に絵を描いたりはしませんが)。といっても童話というほどに簡単ではなく、シンプルではあるのですが複雑な設定など、とにかく魅惑的です。しかし物語は主人公の少年を中心に描かれるので非常に読みやすく、一緒に冒険しているようなドキドキ感があります。
なんというかw、わざとらしくキャラクターがあざといとか、そういうタイプの作品ではないので派手好きなシチュエーションがお好みの方には多少とっつきにくいかもしれません。が、読み出すと止まらない面白さがあります。

ものづくり的視点からですと、「世界を作り、広い意味でのファンタジー世界を描く」という事について非常に考えます。良質な作品は脳内、想像だけでは作れないのだということをしみじみ思います。日々勉強あるのみ。

この作品は翻訳、装丁(画・デザインともに)もすばらしいので是非一読をお薦めいたします。

……まじめに紹介してしまいましたw。いや、でもほんとにおすすめなのです…!
図書館にもあると思いますが、中古も相当安く入手できるようなので、そういう方法もアリかと思います。


つれづれ話
た/けくまメモをリンクに加えました〜。リンクページは地味に増減しています。こっそりですみませんw。

ここ数年幕末で活動されてるヤスヒサさんが「幕末/BA/SARA」とかあればいいのに、と仰るので考えてみたんですが(絵的に)、……いや描いてもしょうがないよなと改めて正気に返ってみました。BASARA無印はプレイしてるんですが、6武器出現とタイムアタック的なもの以外ゲーム的にはやりこみ要素があまりなかった(レベルMAXで敵が弱すぎる)とか、6武器があまりにランダムすぎたw等の理由で、無印以降はやりませんでした。
キャラゲーでライトゲーとしては非常にいいと思います。さくっと遊ぶにはちょうどいい長さだし。
同人的にどうこう…という部分では一切ハマりませんでしたが!(そこが私の萌え感性の限界)

シミュレーションゲーム→無双→(大河)→BASARA、で爆発的に歴史/武将好き(例の「歴女」とかw)の皆さんが増えたと思うのですが、なんつーかオタク的な要素がある人は(実際にオタクじゃなくてもね)、もともと日本史って好きだと思うんですよね。少なくとも私もそうだし、私は子供の頃から時代劇や和風ファンタジー好きで武将も普通に興味がある程度、むしろ剣豪(とくに柳生)好きだけど、こんなのせいぜい興味がある程度なので自分でファン以上の主張とか出来ないのですw。実際突っ込まれても別にしゃべることはない(たぶんw)。
ちなみにきっかけは映画や小説類でしたよ!w

そういう意識が結構強いので(それ言ったら忍者もなんですがw)、たとえば「和風好き」みたいなのってどうも違和感があるんですよね。
今は慣れたのですが、その手の方向の主張バナーは当初「なんで?」って感じでしたw。
自分をカテゴライズして「見せる」必要性がよくわからなかった(伝達というより「見せているだけ」な気がした)。
こういうのはセルフプロデュースのひとつでもあるし(自分をそう見せたいという意識は大事だけど過剰だと違和感を感じる、みたいな)。
善し悪しじゃなくて、自分にはなじまなかったので、結局いまも作品フィーチャーとかは出来るんですが…
深く考える事でもないとは思いますが、気になる性質なので仕方ないw。


ところで「歴女」で思い出したけど。
そもそも歴史ジャンルのみなさんは、もともと巡礼も調査も自分たちでやってますよね?(私も参加した事あるよw)
確かにいまの「ブーム」と呼べるような状況はすごいと思うけど、別に珍しい事じゃないよね。

実地調査(観光)したり、研究が進んだり発掘されれば文献も原典にちかいもので読んだりと、そういう感じでご自身で調査研究なさってる方ばかりですよね。いまみたいに「グッズがそろってる」とか巡礼ツアーがある(ものによってはあったと思いますが)とか、お膳立てされない時期からそういう事って続いてるわけで。
武将や剣士に萌える人は昔からいたし、たとえば三国志マニアの男女は学生時代から普通にいたw。なんつーかそういうもんだと思うけど、注目されるきっかけがあると(とくにオタク的な背景もあったりすると)妙なクローズアップされるから、どうなんでしょうねぇ。余計なお世話だよねw。

とはいえ、実際に仙台に行くと「ものすごい沢山…いる」(仕事で行った友人談)とかw、商売として成り立ってくる(萌え産業の消費力のすごいところ)と色々な動きが出来るのも当然だし。

まーどうしても武将ほど萌えキャラがいないので(笑)剣豪とかは特定の人以外なかなか表に出てこないんですが、グッズとかもっと出来てもいいと思います(それかよw)。忍者とかも。

どうですかね。(と言われてもw)
PR
Comment
name 
title 
color 
mail 
URL
comment 
pass    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。
こんにちは
拍手のイラストがとても楽しかったです。
個人的には女子高生都雲ちゃんがいちばんツボでした
以前ブログでラフをアップしてましたよね!その時もニヤついてました。

歴女 ちょうど自分もどうでもいい記事書いたんで反応してしまいました
まわりで歴史オタクがいないから、少ないもんだと思ってたんですが
よく考えればそんな歴史オタクだよ歴史大好き!って主張する人いないですよね。
たまたま歴女(って名前をつけたいだけなのかもしんないですが)ネタになっただけなんですかね
余計なお世話とは厳しい・・・(笑)

忍者グッズ・・・
自分で作る五色米キットとかあったら楽しそうです(キット無しで作れるような気がしますけど)

しょうもないことばっかですみません
ではまた。
太朗 URL 2009/06/10(Wed)15:22:07 編集
当たった☆
>太朗さん
拍手の感想ありがとうございます。都雲萌えくのいち(キャラ)化計画の一環です。

>制服
清書しようと思ったのはアップした後でした。太朗さんお好きそうだなとなんとなく思っていました。ありがとうございます。

>歴女
マスコミ的に「つけてみた」という部分は大きいと思います。言葉としてはアキバ系と似たような感じっつーか。歴女という呼称は元々歴史好きの若い女性が微妙に違和感を感じてるんじゃないかなとw。
マスコミ的なカテゴライズは時に「余計なお世話」以上の何者でもないと感じる事もあります。

以下ちょっと乱暴ですが、こんな感じかなと常々思っています。
そしたらかなり長くなりました…。すみません。
(「オタクをめぐる現象」は興味の範囲なので、つい。個人的な部分以外ではあまり長く語る事はありませんが…)


記事にも書いた通り「何かを好きでも自分でキャンペーンをしない」人の方が本来圧倒的多数であると思います。言いたいときにぽろっと言う程度で平気というか、そこまで主張する必要がないというか。
私個人であれば「話のネタ」的な側面を除けば、大抵のものに対してはそう思っている部分が強いです。

しかし、所謂「オタク文化」というのは「対象を好き」という感情(大雑把に「萌え」と言ってもいいかもしれません)とコミュニケーションが密接に関わっているので、好きという意思表示=自己主張しないと始まりませんよね。
更に、コミュニティ内部でのセルフプロデュースという部分でも必要不可欠なものなんだと思います。

この構図は別にオタクに限らず、たとえばスポーツファン(特定チームのファン等)であろうとも共通だと思うのですが、あるラインを超えた時だけ「オタク」という称号がつくようになると思います。熱中しすぎて周囲が見えなくなる(迷惑をかける)、等のマイナス面も加味されての事が多いと思いますが…。

そのまま歴史を例にしますが、普段からよほど言動や行動が過度か挙動不審(笑)でもない限り、オタクとは呼ばれず「あの人は結構歴史好き」あるいは勉強家・博識、と一般に認識される事が多いのではないでしょうか。
だいたい歴史というのは特別ファンでなくても誰もが興味を持つ対象ですから、多少詳しくてもオタクとは言わないですよね(坂本龍馬あたりは判りやすいと思うんですけど。逆に「歴史」的でも城好きの場合は「城オタ」と呼ばれたりするのは、その趣味に一般性が薄いからですよね)。
大河ドラマや歴史映画が人気あるのは昔からですし、中高年を対象とした大河便乗のツアーは毎年必ず企画されることでもわかりやすいかなーと。この場合は大河ファンという枠があるにしても、「歴史」ってそういうもんかなと。悠久のロマンと言うかなんというか。

歴女という呼称はマスコミ以外が口にする事はほとんどないと思うのですが(言いづらいからw?)、とりわけ「戦国武将好きの若い女性」を示す言葉だそうで。
だけどこの言葉が出来る前から「戦国武将好きの若い女性」は沢山いますよね…。同人ジャンルとしても歴史は昔からありますし(どのジャンルにおいても研究批評というカテゴリーがあるので、「イコール萌え」とは思いませんが)。
ただ、歴女には従来の「歴史好き」イメージとは違うものを嗅ぎ取っているからこそ出てきた、控えめな呼称なのかなと(個人的にはその差って「萌え感情」じゃないのかな、と思ってるんですがw)。

対象が歴史であるぶん、アカデミックな側面が強いし、一般性がある。マスコミ的な感覚で、どこか蔑称的な響きのある「オタク」としては扱いづらい、という印象を受けるんですよね。「歴史に興味があり、武将が好き」という曖昧な言い方をする(歴史オタクとは決して言わない)あたりに、微妙な線引きの感覚を感じます。露骨な差別意識ではなく、なんだかわけがわからない、という戸惑いのようなものというか。(とはいえ、カテゴライズする時点であらゆる差別は生まれているんですけど。)


>たまたま歴女ネタになっただけ
それまでマイナーに扱われているものは、社会的な事件が発生するか、経済的・産業としてある分野が急成長している場合にマスコミ的に注目される事が多いと思います(それだけ「一般的に目につくようになる」という事でもありますから)。
社会的な事件というのはそのまま「凶悪犯がオタクだった」とかで、ネガティブキャンペーンとして安直に「だから暴力/エロ作品はもっと規制したほうがいんじゃね」に使われやすいですよね。
後者の場合は「売り上げが急にのびる」という現象が桁外れに発生している場合で、大河などをきっかけにした爆発的な一時的ブームというより、じわじわ・確実に売り上げを伸ばしている…ような。複合的な原因があるにせよ、一般的にはどこにきっかけがあるのか見えにくい場合に注目されるかなと。
「歴史グッズの店」が儲かってるよ、出版不況なのに歴史書や雑誌が売れてる、復刊した、みたいな。
マスコミ的に注目する価値はあるかなと思います(実際の動きからすると注目しだしたのは遅いと思うんですけどね)。

もうひとつ、「歴女」の取り上げられ方は「草食男子=草食化」(晩婚化・少子化あたりも含めて)と一緒に扱われる事が結構多いと思います。(いろんな理由付けにしてるというか…。)
若い女性が戦国武将に憧れるのはなんで?→武将カコイイ→草食男子が増えたから=若い男がなよなよしてるから…→なるほどね☆ っていう論調(編集)の事が結構多いです。草食男子批判(笑)のツール的な側面も感じます。このへんも「余計なお世話」(双方にとって)なんじゃないかと勝手に感じていますw。

と、ダラダラ書いていたら記事1本分くらいになってしまいました、すみません。新記事立ち上げればよかったかなw。


>忍者グッズ
五色米とか伊賀市あたりでやってそうですねー。伊賀市の忍者での観光への取り組みは異常(褒め言葉)ですw。

それこそ紋が入ってるだけの携帯クリーナーとか、意外とスタンダードな日常使えるアイテムを作ってもらえるとファンとしてはすごく嬉しいです。使うのかよ、って言われると微妙なんですがw。
管理忍大村 2009/06/10(Wed)17:06:24 編集
当郷のご案内 | 密書送信
*画像、文章等の無断転載を禁止しております。*リンクフリー・アンリンクフリー。気になる方は当郷のご案内繋区へ。
Contents of this site are written in Japanese only.
Please do not copy any images;artworks on this site in order to use on the other sites on the Internet without my permission.
To get permission, please e-mail me or respective artists in English before you make a copy.
2007-2010. 刃の下に心 / 大村

Template by Crow's nest |  忍者ブログ [PR]